受託解析サービス(総合コンサルティング)のフロー
図1 風車同様、野外観測ポールも風の乱れの影響が少ない地点に設置することが必要
風況シミュレーションで設置位置を探査可能
受託解析サービス@
地理情報システム(GIS)によるマクロサイティングサービス
〜風力発電の導入可能地域の絞込みを行います〜
風力発電導入の有望地区の選定条件
- 地上高70mの年平均風速:6m/s以上 (NEDOの「局所風況マップ」500mメッシュデータ)
- 道路幅5.0m以上のアクセス道路が整備されていること
- 環境への影響に対する法的規制(自然公園法、森林法、農地法、その他)
- その他の条件(送電線、風車騒音、稀少動植物の有無、地形の傾斜角、景観への配慮、地域住民の理解など)
有望地点が見つかれば、次のマイクロサイティングに進みます。
図2 NEDOの風況マップのGISへの取り込みが実現
・公開データに存在する欠陥箇所をシームレスなマップに変換
・風力発電に適した年平均風速6m/s以上の地点を効率的かつ容易に検索可能
(全国あらゆる地区に対応)
図3 風況マップ、各種GISデータ(法規制および騒音影響などの評価結果)を
重ね合わせて探査した風力発電有望地区の抽出例
受託解析サービスA
実地形版RIAM-COMPACT®によるマイクロサイティングサービス
〜風力発電の導入可能地域を詳細に評価いたします〜
フェーズ1 候補地の定性的な風況特性の把握
マクロサイティングの結果を受け、風力発電導入の有望地区の「風の道」、「風の乱れ」をアニメーションで視覚化し、定性的な風況特性を評価いたします。GISとの連携により、各種GISデータとの重ね合わせも可能です。
図4 風車ハブ高さの速度ベクトル図
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フェーズ2 年間発電量と風車配置の詳細評価
空間解像度10m以下の標高データを構築し、高解像度風況シミュレーションを実施します。候補地の野外風況データを考慮し、年間発電量(kWh)の推定、風の乱れ(地形乱流)の評価、風車の適切な配置案を提案いたします。
図5 地形の凹凸に起因して発生する風の乱れ(地形乱流)の評価
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