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製品&サービス

主に国内サイト向け
実地形版RIAM-COMPACT®用の3次元詳細地形データ構築サービス
〜1/2,500程度の紙地図、DXFデータなどのCADデータからの地形構築〜

1/2,500程度の紙地図、DXF形式のCADデータなどから詳細な3次元標高データを安価・短期間に構築します。これにより、国土地理院の50m標高データでは難しかった実地形版RIAM-COMPACT®による高解像度風況シミュレーション、景観CG(Computer Graphics)、土木設計などへの利用が可能となります。

実地形版RIAM-COMPACT®では、任意の空間解像度の標高データ形式(GIS標高データ)をサポートしており、すぐに計算が可能です。


3次元詳細地形データ構築のフロー
1.紙図面の取込 2.高さ情報付加 3.3次元表示・確認

図1 詳細地形データの構築フロー

■可視化ギャラリー

■ 白地図の準備

お客様の方で元データとなる2,500分程度の紙地図を自治体などより入手して頂きます。

1/500や1/5,000などの縮尺図面からでも標高が明記されていれば、3次元標高データ構築は可能です。

好ましい図面

  • 印刷地形図、コピー地形図(線が明瞭な図面)
  • 図面の四隅に公共座標が記載されている図面

好ましくない図面

  • 青焼地図、着彩図面、折目のある図面
  • その他写りが不鮮明なもの

空間解像度の比較

国土地理院の50m標高データ 紙地図から作成した5m標高データ

図2 空間解像度の比較

■ データの精度

  • 構築する3次元標高データの精度は、元資料の図面に準拠します。

■ 作業期間

  • 図面1枚あたり、1週間程度が目安となります。

■ 構築費用

  • お見積いたします。(標準的な場合は1ケース約10万円程度)

3次元地形モデルと航空写真の合成図3 3次元地形モデルと航空写真の合成

主に海外サイト向け
実地形版RIAM-COMPACT®用の3次元詳細地形データ構築サービス
〜スペースシャトル地形データ(SRTM)、
        地球観測衛星「だいち(ALOS)」地形データからの地形構築〜

これまで海外における風況シミュレーションにおいて、高解像度の標高データを作成することは極めて困難でした。弊社では、スペースシャトル地形データ(SRTM)、地球観測衛星「だいち(ALOS)」地形データから、実地形版RIAM-COMPACT®用の3次元標高データ(経緯度ASCII標高データ)を安価・短期間に構築いたします。

これらを組み合わせた効率的な標高データ構築も可能です。これにより海外サイトの風況シミュレーションが高精度に実現されます。なお、これらの標高データは国内サイトにおいても同様に作成することが可能です。

SRTMデータの場合(空間解像度約90m)

■ 標高データ構築領域の指定

  • お客様の方で中心経緯度情報を指定して頂きます。
  • 約10km四方の標高データを構築いたします。

■ 作業期間

  • 1サイトあたり、1週間程度が目安となります。

■ 構築費用

  • お見積いたします。(標準的な場合は1ケース約10万円程度)

空間解像度の比較

SRTMの90mデータ ALOSの10mデータ

図4 空間解像度の比較

ALOSデータの場合(空間解像度約10m)

■ 標高データ構築領域の指定

  • お客様の方で、販売代理店RESTEC(http://www.restec.or.jp/)を通じて標高データ構築サイトの画像を確認していただく必要があります。(雲が点在する場合には、その部分のデータが欠落いたします)
  • 確認後、中心経緯度情報を指定して頂きます。
  • 約10km四方の標高データを構築いたします。

■ 作業期間

  • 1サイトあたり、3週間程度が目安となります。
    (RESTECからの元データの納品に2週間ほど要します)。

■ 構築費用

  • お見積いたします。
    (RESTECからの元データ購入費用(税込31万5千円)を含みます)。

ALOSデータを用いた実地形版RIAM-COMPACTRによる解析例(パタゴニア風況シミュレーション)図5 ALOSデータを用いた計算例

Google Earth で表示した例(上)数値は風速を表します
(下)カラーシンボルは風速を表します
図6 Google Earthでの表示例

線形風況シミュレーションソフトウェアWAsP用のMAPファイル構築サービス

弊社が作成する高解像度標高データ(経緯度座標系DEMデータ)から、デンマークRISO国立研究所が開発した線形風況シミュレーションモデルWAsP用のMAPファイル(UTM座標系等高線データ)を任意間隔で構築いたします。

これにより同じ空間解像度の標高データを用いた、非定常・非線形CFDモデルである実地形版RIAM-COMPACT®と、線形風況シミュレーションモデルWAsPとの比較が可能になります。

スペースシャトル地形データ(SRTM)、地球観測衛星「だいち(ALOS)」地形データを用いることで、海外サイトへも汎用的に適用可能です。なお、これらのサービスは国内サイトにおいても同様に提供することが可能です。

■ 作業期間

  • 1サイトあたり、2週間程度が目安となります。

■ 構築費用

  • お見積いたします。(標準的な場合は1ケース約10万円程度)

実地形版RIAM-COMPACT®用のDEMデータ実地形版RIAM-COMPACT®用のDEMデータ

データ変換

線形シミュレーションモデルWAsP用のMAPファイル線形シミュレーションモデルWAsP用のMAPファイル

図7 海外某サイトにおける構築例