設計風速評価サービス
国土地理院の50m標高データを用い、『風力発電設備支持物構造設計指針・同解説 2007年版』(土木学会)、『建築物荷重指針・同解説(2004)』(日本建築学会)に準拠した方法で風車立地点の設計風速評価を行います。
図1 流入プロファイル
図2 地形頂部位置でのプロファイル
図3 時間平均場に対する速度ベクトル図,粗度区分W
表1 風車ハブ高さを45mとした場合の増速率
増速率=(図2の45m位置風速)/(図1の45m位置風速)
オプション
- 空間解像度10m以下の標高データを用いた高解像度風況シミュレーションによる設計風速評価も可能です。
- WRFモデル(Weather Research and Forecast model)や
MM5モデル(PSU/NCAR Mesoscale Model)などのメソ気象モデルと
実地形版RIAM-COMPACT®をみ合わせた高精度な設計風速評価も可能です。
図4 台風シミュレーションを考慮した設計風速評価
鉛直方向は地上から50hPa(20,778m)までを34層に分割
格子間隔は最下層が16m、最上層が4,301m
表2 台風シミュレーションにおける4段階ネスティング
図5 台風0418号、9月7日14時の地上10mの水平風速の分布、
MM5領域2の計算結果
可視化ギャラリー
受託費用
- お見積もりいたします。
景観シミュレーションサービス
国土地理院の50m標高データに航空写真などを重ね合わせるとともに、風車を実スケールで挿入したアニメーションなどを作成いたします。
風力発電の導入を計画している地域を、種々の角度から事前に眺めることが可能です。
オプションとして、弊社が作成する高解像度標高データ(3次元地形モデル)や、世界中の衛星・航空写真を閲覧できる「デジタル地球儀ソフトウェア」Google Earthを利用することも可能です。
作業期間
- 1サイトあたり、2週間程度が目安となります。
構築費用
- お見積もりいたします。(標準的な場合は1ケース約10万円程度)
図6 弊社が作成する高解像度標高データを利用した例
風車ブレードの回転による視覚的な印象、上空や人の目線、周辺住宅など、
風車導入後の景観を様々な角度から検証することができます。
図7 Google Earthを利用した例
可視化ギャラリー